肩こり
- 首や肩が凝って痛さや重さを感じる
- 疲れが溜まると吐き気や頭痛でつらい
- 眼を酷使するため疲れやすい
- 手の指先がよく冷えてしまう
- 集中力が切れやすい
肩は人間の体の中でも一番大きな可動域を持つ関節です。
人は自由に動く手で道具を創り出し、またその道具を自由に使いこなして暮らしを営んできた動物です。
その人間にとって肩は手と体を繋ぐ非常に重要な関節であることは間違いありません。
この重要な関節である肩で一番多いトラブルは「肩こり」です。
肩こりの原因とは?
肩こりの主な原因は、悪い姿勢、長時間の同一姿勢、運動不足、ストレスによる緊張、冷えによる筋肉の緊張・・・等言われていますが、本質的な原因は「肩甲骨まわりの筋肉内に血液や体液が停滞し、筋肉が腫れること」だと私は考えます。
動物の血液、体液は常に循環し流れています。
この血液や体液の循環が何らかの要因で阻害され、出ていく体液量よりも入ってくる体液量の方が上回ると、行き場の失った血液や体液はその筋肉内に停滞し、細胞や血管の内圧を上昇させ、筋肉は硬化し腫れていきます。
例えるならば、水の出ているホースの先を潰すとホースの内圧が上昇し、どんどん硬く膨れていくような状態です。
この筋肉の硬化と腫れが筋肉内の神経(運動神経、知覚神経)や毛細血管を圧迫することで様々な肩こりを誘発しているのです。
痛みやコリが発生するメカニズム
正常な状態。
体液・血液の流入量≒排出量。
なんらかの要因(冷え・運動不足・同じ姿勢…)で 体液・血液の流れが阻害され、 流入量>排出量になる。
行き場を失った体液は筋肉内で滞り、内圧を上昇させ、 筋肉が腫れていく。
この状態が続くと筋肉はさらに腫れあがり 筋肉の周りの筋膜を押し広げ、神経や血管、 リンパを圧迫…
痛み・コリ発生!
この筋肉の腫れは、周りの筋肉も圧迫し、体液の流れを阻害するので「コリ」が広がっていく…。
現代人を悩ます肩こり、皆さんはどのように対応されてますか?
マッサージ・運動・ストレッチ・お風呂・正しい姿勢へ見直し・薬・・・全て正しく、どれも一定の効果があります。
適切な方法で続ければ肩こりも楽になっていくはずです。
しかしこんなにも長く肩こりに悩まされている人が多いのはなぜでしょうか?
私は上で述べた「体液の停滞による筋肉の腫れ」に対するアプローチが不足していると考えます。
さかくら正骨整体院の肩こりに対するアプローチ
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筋肉の柔軟性を向上させ、筋肉内の流れを良くする
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関節の動きを正しくし、偏った筋肉の使い方を矯正する
この2つに重点を置いて、中国伝統の施術法である推拿と、スポーツトレーナーとして培ってきたストレッチの技術を駆使し肩こりの本質的な原因を考える、体液の停滞と筋肉の腫れを解除していきます。
しかし、揉むだけでは肩こりは一時的に良くなるだけという場合がとても多いのです。
何よりも大事なのは、昔から言われていることですが、運動・食事・睡眠をバランスよくとること、生活習慣動作の見直しです。
当院では姿勢指導、運動・ストレッチ指導 等を含めてしっかりとあなたの「肩こり」と向き合っていきます。
「体質だから仕方ない」
「パソコン作業が多いから仕方ない」
「年だから・・・」
と、あきらめず 私と一緒に肩こり体質の改良に取り組んでいきましょう!