腰痛

体（にくづき）の要と書いて腰。

「腰を落とす」「本腰を入れる」「腰が強い」「腰を据える」

様々な慣用句の表す通り腰はまさしくカラダの動きの中心です。
この大切な腰にトラブルや痛みがあると日常生活にも多大な影響を及ぼします。

腰痛に関する調査・対処法

2015年にMyVoice社が行ったアンケート結果を見ると、やはり自分でどうにかしようという方がたくさんいらっしゃる事がよくわかります。

しかし、１５年にわたりアスリートの体や怪我、不調、痛みを観てきた者からすると、1位～５位は一時しのぎ・その場しのぎの対処法と言って間違いありません。
実際に質・量ともにまったく足りませんし、ストレッチや運動など間違ったやりかたをしている方もおられます。

また、6位「マッサージ・整体に行く」においても、（整体院を経営している僕が言うのも心苦しく、お怒りをかうやもしれませんが。あえて・・・）痛みを訴える腰ばかりを、揉みほぐしたり電気や超音波を当てたりしているだけの場合が数多く見受けられます。
痛みの原因そのものが腰の筋肉にあればそれで良くなっていくのですが…痛みを引き起こす本当の原因は腰の筋肉だけではないので様々な角度からのアプローチが必要なのです。

腰痛の原因、そのほとんどが「疲労の蓄積による筋肉の硬化」です。
（肉離れや内臓疾患などの病気、精神的ストレスからくる心因性のものを除きます。）
特に腸腰筋・半腱半膜様筋・中殿筋の硬化が黒幕となって腰痛を引き起こしています。

上の３つの黒幕筋を含め、筋肉が硬化すると痛みによる負の悪循環に陥り徐々に体の調子を落としていくことになりかねません。
「筋肉の硬化」をできるだけ早く解除することが、腰痛の早期回復のキーポイントになるのです。

痛みが非常に強く出る急性腰痛（いわゆるギックリ腰）に対しては、まずその痛みをとることを最優先に行います。
当院ではハイボルテージと呼ばれる高電圧施術機器と超音波をコンビネーションした除痛効果の高い電気施術法を行い、そして手技を加えて筋肉の硬化をとって体の柔らかい動きを創っていきます。
慢性的にある腰痛に対しては、黒幕の筋肉を探し出して筋の硬化を解消。
負の悪循環からの脱出を目指します。

日頃のメンテナンスが何よりも大切です

「治療三分養生七分」

これは中国の諺で、（人間ですから怪我や病気になるのは避けられませんが）【病気や怪我で痛くなってから対処するよりも、怪我や病気にならないように日頃から健康に気をつけましょう】という意味です。
日常的なケアが非常に重要です。
当院では腰痛にならないため・再発を防ぐための各種ストレッチ、運動方法、姿勢等をしっかりと伝えさせていただきます。
また、月に１～２回お体のメンテナンスもお勧めしています。

▼筋機能回復整体について